イラストを紹介しているページには良く「ベクター」という言葉が出てきます
一般的な画像は小さな点ごとにデータを持った「ラスター」という形式です
ビットマップとも呼ばれます
拡張子としては以下になります
.jpg
.jpeg
.gif
.bmp
.png
.tiff
ベクターとは数学に出てくるベクトルのことです
ある座標から距離と方向で表されるデータということです
この形式で作られた画像は拡大しても、ドットが粗くなるといったことがありません
イラストの作り方も、ラスターの画像の作り方とは異なるようです
拡張子としては以下のようなものがあります
.ai
.eps
.svg
.dxf
.emf
.wmf
.aiはAdobe illustrator専用の形式
プロのイラストレーターなどが使用しているAdobe illustratorというソフトで作成されたデータは拡張子に.aiが付きます
この形式のデータを作成するためにはAdobe illustratorが必ず必要になります
また、この形式のデータを読み込むためにも基本的にはAdobe illustratorが必要です
Adobe illustratorは12か月製品版が16,589円と高額なため、ちょっと画像を見たいといった場合には困ってしまいます
同じ.ai形式でも保存するときにPDFのデータを含める方法で保存されている画像もあります
その場合には無料のAdobe Readerなどで開くことができます
.epsは様々なグラフィックソフトで開くことができます
Adobe illustratorを使って作ったデータでも、もっと一般的な形式で保存することができます
.epsの拡張子を持ったデータもその1つです
ベクター形式の画像を別のソフトで扱いたいといった場合にはこの形式で保存することになります
ただ、Adobe illustratorの独自のデータなどは保存できません
ベクター形式の画像を作成できる無料ソフトInkscape
ベクター形式の画像を作成したいといった場合
無料で使えるフリーソフトもあります
InkscapeはAdobe illustratorに近い感覚で使えるソフトです
ベクター形式の画像の入門として最適のソフトです
Inkscapeはこちら
ベクター形式の無料画像
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.aiや.espの形式で投稿されている画像もあります
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.eps形式の素材が無料で利用できます
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